History

KIISは今年で創立55周年を迎えます。

1970年 日本万国博覧会会場の様子 KIIS 55周年ロゴマーク

一般財団法人関西情報センター(KIIS)は本年5月29日に創立55周年を迎えます。
我々の活動にご支援・ご協力をいただいてきた関係者の皆様方のおかげでこの日を迎えることができました。
改めまして、皆様の長年にわたるご支援・ご協力に深く感謝申し上げます。

KIISは1970年の日本万国博覧会(大阪万博)の年に、情報化社会をけん引する関西地域の中枢拠点として設立されました。
そして2025年、大阪・関西万博が開催される年にKIISも55周年を迎えます。
このように、万博と縁のあるKIISが55周年を迎えるにあたって、設立からの歴史を振り返る本ページを作成いたしました。
KIISの歩んできた歴史をお楽しみください!

~20世紀~

1970 ~ 2000

1970年5月29日、大阪万博で活躍した大型計算機TOSBAC5400を引き継ぎ、関西情報センター(KIIS)は産・官・学の垣根を越えた関西地域の情報拠点として誕生しました。
激動する時代の中で、KIISは関西の「情報核」という立場から、情報技術を社会的な文脈でとらえつつ、社会システム全体の方向性を見出し、地域を引導する役目を果たしました。

1970 年代
  • 日本万国博覧会開催
日本万国博覧会の写真
1970
1970
  • 5月29日 財団法人関西情報センター設立 (大阪・中之島に事務所を設置)
財団法人関西情報センター設立の様子
芦原氏(初代会長)によるテープカット
TOSBAC5400始動式の様子
TOSBAC5400始動式、TOSBAC5600へのリプレース
  • 日本万国博覧会で利用されたTOSBAC5400の譲受、「シンクタンク」「情報処理」「教育・啓蒙・広報」を活動の柱とした事業の開始
  • 以降の業務拡大等に伴い、TOSBAC5400のリプレース・移設を複数回実施 (TOSBAC5600へリプレース、ACOS-700導入 等)
1972
  • 事業成果報告会開始 KIIS年度活動を研究会形式にて報告
事業成果報告会の様子
事業成果報告会の様子
1972 年~ 1984
  • 情報化週刊行事「生活と情報化展」の開催(13回)
1980 年代
  • ICOT設立、第5世代コンピュータプロジェクト開始
  • Windows1.0発表
  • NTT発足, 電気通信事業法制定
  • バブル到来
Windows1.0発表
1980
1986 年~ 1994
  • 情報化月間行事「コンピュータワールド」の開催
1987
  • 事務所を中之島から大阪駅前第一ビル(大阪市北区梅田)へ移転
大阪駅前第一ビルの外観写真
1988
  • 計算機センターを中之島から堂島へ移転
1990 年代
  • 国際花と緑の博覧会開催
  • バブル崩壊
  • 関西国際空港 開港
  • Windows 95発売
  • 阪神・淡路大震災
  • ネットワークのデジタル化完了
関西国際空港の写真
1990
1993 年~現在
  • 「コンピュータワールド」を国際シンポジウム「インフォテック」に名称変更
    (以後、ITシンポジウム「インフォテック」と改称し現在まで継続開催)
ITシンポジウム「インフォテック」の様子
インフォテック2019の様子
1995
  • 「情報革命と企業経営米国視察団」によるアメリカ視察を実施
    阪神・淡路大震災における情報関連調査等を実施
パスカレラ社長(当時)と視察団メンバーの議論の様子
ビザ・インターナショナル社でエレクトロニック・コマースの実現性とその影響について議論するパスカレラ社長(当時)と視察団メンバー
1996
  • CCCショッピングモールの運営開始(~2005年)

この期間の主な活動

  • シンクタンク活動

    • 各種シンクタンク・情報関連団体の運営事務局業務
    • 情報システムに関する調査研究
    • 都市・地域問題や防災に関する研究調査
  • 情報処理・ソフトウェア開発活動

    • 医療情報システム、会話型汎用統計処理言語、行政情報システム等の開発
    • パソコン通信(KIIS-NET)、インターネット接続サービス「KIISネット」の運用開始
  • 教育・啓蒙・広報活動

    • 情報活用、近未来技術等をテーマとした
      フォーラムやシンポジウムの開催
    • 海外視察団の派遣、情報人材育成講座の開講、海外研修生情報化教育等の実施

~21世紀~

2000 ~ 現在

2000年の「IT基本法」制定を皮切りに、ITの発展が21世紀の世界経済を牽引するようになりました。そのような中、KIISは一貫した使命を持ちながらも時代に合わせた事業展開を進めていきます。
現事業の前身となる「総合健康管理ソリューション」や「施設予約システム」の提供をこの年代に開始し、また、現在の「e-Kansaiレポート」の礎となる「関西情報化実態調査」もこの時期にスタートさせました。

2000 年代
  • 介護保険制度の施行
  • IT基本法成立
  • 個人情報保護法施行
  • DeepLearning登場
  • iPhone発売
  • リーマンショック
iPhoneの写真
2000
2002
  • 財団法人関西産業活性化センターの一部事業継承により、「財団法人関西情報・産業活性化センター」に名称変更
2005
  • 「総合健康管理ソリューション」の提供・運営支援の開始
  • 「関西情報化実態調査」の開始
2006
2007
  • 「施設予約システムESPAL」の提供開始
2009
e-Kansaiレポート表紙写真
2010 年代
  • 東日本大震災
  • レセプト完全オンライン化
  • 災害対策基本法改正
  • 経済産業省「デジタルトランスフォーメーションの推進」発表
  • DeepLearningのブレイクスルー(猫の画像認識に成功)
デジタル社会を実現する、テクノロジーを駆使した様子を表した写真
2010
2010
2018年度関西CIOカンファレンスの様子"
2018年度関西CIOカンファレンスの様子
2011
  • セキュアサポートサービス「KIIS Whisper」の提供開始
2012
  • 公益法人制度改革関連三法により「一般財団法人関西情報センター」に移行
一般財団法人関西情報センターのロゴ
  • スポーツ施設の運用に特化した予約サービス「OPAS」の提供開始
  • 総合健康マネジメントシステムの開発
2015
サイバーセキュリティ研究会の様子
サイバーセキュリティ研究会の様子
2019
  • 事務所を現在の松下IMPビル(大阪市中央区城見)へ移転
松下IMPビルの外観
2020 年代
  • Open AI GPT-3公開
AI技術の進化を表した写真
2020
2022
  • 「調査研究、普及·啓発事業」「ビジネス·政策支援事業」において『ハピネス·ドリブン·エコノミーの創出』をキーワードとした中期事業展開の開始
2025
  • 「調査研究、普及·啓発事業」「ビジネス·政策支援事業」において『ハピネス·ドリブン·ソサエティーの実現』をキーワードとした新中期計画の開始
  • EXPO 2025 大阪·関西万博会場内にて、ITシンポジウム「インフォテック2025」の開催決定
    テーマ『輝けイノチ!ハピネス·ドリブン·ソサエティ)の創出に向けて』
2025年9月4日 ITシンポジウム「インフォテック2025」開催予定