☆ホームページの開設
阪急電鉄のWWWサーバは1994年12月、阪神淡路大震災の約1ヶ月前に産声
をあげました。当初の目的はお客様へのサービス向上のためにインターネットの活用
法を研究するためというものでした。当時は民間企業のホームページの数もまだ少な
く、ホームページ開設の告知方法として当時最もポピュラーだったNTTの新着情報
コーナーにも、日に数件の登録があれば良い方でした。民鉄業界初となる本格的な情
報発信サーバとして、「様々な試みを行っていきたい」と思っていた矢先に大震災が
起こり、当社も神戸線を始めとして甚大な被害を受けました。私共は震災直後から全
線復旧までの間、代替バス状況や復旧情報等をひたすら発信し続けました。その甲斐
あって、当社ホームページが多くの方から認知されるようになり、沢山の励ましの電
子メールをいただくことができました。
☆当社ホームページの特徴
○盛り沢山の情報発信
ご存知のように当社を含めた阪急東宝グループは、鉄道・バス・タクシー等の運輸
業、映画、演劇、百貨店、旅行代理業、ホテル、遊園地、不動産等々、幅広いサービ
スを提供しています。私共は、これらの情報資源を最大限活用しインターネットで発
信することでお客様に役立つものとなるよう努力しています。
鉄道関係では、阪急電鉄の全路線図と時刻表、運賃算出システムを中心に実用的な
情報を提供する一方、阪急電車博物館では車両に関する詳しい情報を発信しています。
また、東宝のページでは映画や演劇に関する最新情報を発信しており、動画配信も
行っています。さらに宝塚歌劇団のページでは公演案内やスター情報の他に、電子掲
示板を使った利用者間での情報交換サービスも行っており、電子掲示板コーナーだけ
で1日に6万件以上のアクセスがある程の人気になっています。この他、季節毎の沿
線情報を提供するページも充実してきており、利用者からのアクセス数増加に貢
献しています。
○電子商取引にもチャレンジ
95年8月に始めたO-kiniCityは関西で最も老舗のバーチャルシティとなっていま
す。O-kiniCity内ではオンラインショッピングとホテルのオンライン予約ができるサ
ービスを中心に実際に商取引が行われています。現在ショッピングの決済にはクレジ
ットカードが利用でき、半数以上の利用者がカード決済を利用しています。また、当
社が独自開発したホテル予約システムは数ヶ月先までの空室情報の表示ができ、予約
申込みも簡単にできるため盛んに利用されており、参加ホテルも全国に広がってきて
います。現在 O-kiniCityには一般企業を含む約80社の企業が参加しており、売上
実績も順調に伸びてきています。
さらに97年10月より開始したスマート・コマース・ジャパンのEC実験に参加
し、ICカードとSETプロトコルを用いた電子商取引の実証実験を行っています。
3万人のモニターが参加するこの実験の成果を踏まえて、来年度にはO-kini Cityに
多彩な決済方法を導入していく予定です。
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