「製品とユーザを結びつけるテクニカルコミュニケーション」 KIIS Quarterly 第5号

KIIS Quarterly 第5号

製品とユーザを結びつけるテクニカルコミュニケーション
(2009年9月28日発刊)

更新日 2009-12-11

KIIS Quarterly 第5号

製品とユーザを結びつけるテクニカルコミュニケーション

第5号は、テーマを製品とユーザを結びつけるテクニカルコミュニケーション」とし、正しい情報伝達に必要なマニュアルの作成や、コミュニケーション技術に関して述べた下記3編を収録しております。

これらの結果や調査、分析方法に対するご意見を電子メールにてお寄せ下さい。

1.マニュアルの評価と人材育成

 事業推進グループ 広瀬 浩二

 パソコン、ビデオなど、操作が複雑な機器の普及が進む中で、ユーザーサイドからは、簡潔でわかりやすいマニュアルが求められるようになった。マニュアルの制作側においては、DTP(Desktop Publishing)技術が普及する中で、テクニカルライターの仕事の領域が広がり、人材の育成やスキルのアップが大きな課題になってきている。
 本稿では、社会の「情報インフラ」とも考えられるマニュアルの新しい役割に注目し、マニュアルの評価基準、テクニカルライターに必要な技術など、マニュアル評価について検討し、最後に、当財団が主催する「テクニカルライターの会」を紹介する。


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2. 理想の取扱説明書

 有限会社 エムツー・ジェイ   南 郁夫

 わかりやすい取扱説明書、わかりやすいテクニカルコミュニケーション。取扱説明書の制作関係者は日々この問題に頭を悩ませ、研究や改善に四苦八苦。研修などの勉強にも余念がない。しかし、膨大な作業時間を費やして研究会などで「よい」とされているフォーマットを守り、社内の規定を守り、用語の使い方を完璧に突き詰めても、ユーザーにあっさり「使い方が、わからない!」と言われれば、すべては泡沫と化す。しかもユーザーはもとより分厚い説明書など読んでいる形跡がなく、挙句の果てに他部署からは製品の不備を説明書のせいにされてしまう。取扱説明書の制作関係者は、このような徒労感にどのように立ち向かえばよいのか?そもそも取扱説明書にわからないものをわかりやすくする力などあるのか?ある末端のテクニカルライターのつぶやきである。


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3.伝えることの難しさ ~ Audience Analysisについて ~

広島国際大学 国際交流センター 教授  森口 稔

 情報や知識を正しく伝えることは本当に難しい。本稿では、日本文化の特質とコミュニケーションの関係から始めて、コミュニケーションの基本となるAudience Analysis(読者分析)という概念について、具体的な例を挙げながら紹介する。


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寄せられたご意見等

KIIS Quarterly第5号に対して寄せられたご意見を紹介いたします。

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※掲載した文章の責任は筆者個人の見解によるもので、財団や投稿者の組織に帰属するものではありません。
 KIIS Quarterlyは年4回の予定で発刊いたします。