かしばし
鹿島神社結鎮座文書(かしまじんじゃけいちんざもんじょ)


奈良県指定重要文化財
鎌倉時代

鉄大阪線下田駅から北へ歩いてすぐのところで、国道165号線と168号線との交差点の右側にある。
祭ってあるのは、「武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)」で、ふつう「鹿島大明神(かしまだいみょうじん)」という。この神社は、承安(しょうあん)1(1172 )年に源義朝(みなもとのよしとも)の家来であった鎌田小次郎政光が常陸国(ひたちのくに)(現茨城県)の鹿島本宮の神を連れてきたのが始まりという記録がある。伝承ではその時村人は塩餅(しおもち)や押し飯(おしめし)を作り、大喜びでお祭りしたという。
鹿島神社には、昔から「結鎮座」(けいちんざ)と呼ばれる氏子(うじこ)の集団(宮座)があり、鎌倉時代の初期から記録が残されている。これは、約800年間にわたる独特の伝統をもって今も生き続けている。日本の古い神社や寺には貴重な古文書がたくさん伝わっているが、民間の宮座記録としてはこの「鹿島神社文書」(かしまじんじゃもんじょ)が最も古い。昭和37年には奈良県指定文化財となり、現在は奈良国立博物館で保管されている。
現在の建物は、最近になってすべてが新しく改築、修復されている。年中行事として、毎年10月の氏子の代表が世話役となり、秋祭りが行われる。村の発展を祈って子供たちがみこしを引っぱり、下田の村をねり歩く。また、正月には盛大にトンドが焚かれ、福引きやお神酒(みき)の接待がなされる。

資料提供は香芝市 


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