かしばし
天然記念物 屯鶴峯(どんづるぼう)


天然記念物
旧石器時代以前
古墳時代
飛鳥時代

上山(にじょうさん)から西北に位置する標高150mの奈良県指定の天然記念物で、地層のおもしろみをみせる風光明媚(ふうこうめいび)な名勝(めいしょう)、奇勝(きしょう)である。国道165号線から県道香芝太子線を約800mほど近鉄南大阪線と並行して進むと北側に上り階段があり、ここが入口で、葛城山・金剛山へのダイヤモンドトレールの起点でもある。
今から1500万年前から2000万年前ごろ(地質年代の新生代第三紀中新世後期(しんせいだいだいさんきちゅうしんせいこうき)という気が遠くなるほどの昔に、二上山の火山活動で火山灰や火山弾などがふもとの湖に降り積もり、その後の地殻変動で隆起して雨や風などの自然作用で浸食され、現在の地形になった。
この地層は、二上層群(にじょうそうぐん)ドンズルボー累層(るいそう)とよばれる白色凝灰岩(ぎょうかいがん)である。地質学上貴重な存在として、昭和26年に天然記念物に指定された。
また、この凝灰岩は古く古墳の石棺(せっかん)(平野塚穴山古墳等)や寺院等の基壇(きだん)(法隆寺平城京跡等)あるいは石仏等に利用され、この付近には数カ所の石切場跡が知られている。 遠くからながめると、松林に多くの鶴が屯(たむろ)しているようにみれることから「屯鶴峯」(どんづるぼう)と名付けられた。

資料提供は香芝市 


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